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(旧)地球の反対側で愛をつぶやく

【本紹介】宮中賢所物語

皇居賢所に57年間勤めていた元内掌典であった高谷明子さんのお話です。
彼女は、平成13年に既に退職しておりますが、交替制が定着した現在の内掌典の中で、生涯をかけて伝統を継承した最後の貴重な方です。

戦前は皆10年は勤めていたのが戦後、現在は4年交替制になっているそうです。代々手から手へ伝えられてきた内掌典の伝統ももう失われていく運命にあるようです。

これを読んで、皇室の役目は「皇室外交」などではなく「祈り」であること、その「祈り」の世界の実際がほんの少し垣間見えた気がしました。そこで交わされる言葉から動作のひとつからすべてがまったくの別世界。

(※ 誰とは申しませんが、彼女には無理だ、と思いました。)

前にUPした「天皇陵の破壊」記事でも書きましたが、もしかして、宮内庁、私たちの目に見えないのをいいことに、内部でとんでもないことが行われているようで …怖いです。

もしご関心がありましたら一読を。 この世知辛い現代において、こんなにもゆったりと時間が流れているところがあるんだと驚きです。また高谷朝子さんのお言葉遣いが … とてもとてもガサツな庶民の私には真似できませんが、時たま読み返しては、そのゆったりとした空間に浸らせていただいております(^.^)

それにしても、日本人が戦後もう失ってしまったもの、今まさに失いつつあるものは山ほどありますが、この内掌典の伝統も何とか守って行ってもらいたいものです。

彼女も本の中でおっしゃっておりますが、口から口、手から手へ受け継がれてきたものですから一度失われてしまえば永遠に取り戻すことのできない伝統です。

宮中賢所物語―五十七年間皇居に暮らして




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2013/01/23 [00:31]

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