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フェミニズムの生まれた土壌


フェミニズムが生まれた「『一神教』社会」とは何なのか?

例によって、感覚ですが、常日頃感じていることを書いてみようと思います。


キリスト教社会において『女性』とは『アダム(男)の肋骨から創られ』てて、で『知恵の実を食べるようアダム(男)を誘惑し』ちゃった存在で…英語でも仏語でもMAN(男)は人間と同義語でもあるわけです。…宗教が絶対的な強さを持っていたヨーロッパ中世。こういう価値観が絶対だった時代の西洋女性は大変だったと思います。それはつい最近まで続いた。騎士道だとか精神愛だとかレディーファーストだとか、私たち日本人女性にとってはとても素敵でロマンチックに映りますが、実際は『男の(勝手な都合のいい)遊戯』みたいなものではなかったでしょうか?

これは女性だけでなく同性愛者なんかもそうでしょう。何たって同性愛は罪悪ですから。つまり一神教社会とは何か、といいますと『ひとつの絶対正義』があって、それがドーンと社会を支配し、それから外れるものは『異端』『悪』と排斥される社会なわけです。 村八分どころの騒ぎではなく、実際に処刑されたりするわけで、『悪』をなした者は墓地にも入れてもらえなかった。そういう歴史。

で、こちらの人の、何でも『権利!』『権利!!』『権利!!!』の主張はそういう土壌の中で生まれてきたわけです。(日本の在日なんかとワケが違う)本当に虐げられてきた人たちの叫び。 唯一の絶対的な価値観がとてつもなく強固な社会。
それを崩すためには、反対側もそれこそ強烈な力が必要です。 …一神教の世界とは『善と悪』『正統と異端』『男と女』『支配と被支配』…とすべてが対峙し、力で持って『ぶつかり合う』世界で、そこで『沈黙』していたら何も変わらない、誰も変えてくれない社会。

さて、それに対して我が日本。 多神教の世界。 多神教の世界とは、いろいろな価値観が同時に存在している世界。 縄文の昔から皇室を中心にそれぞれが分をわきまえて生きてきた。 イザナギとイザナミだって同等で、一緒に家を作ったり愛し合い助け合っている。 言葉だって『人間』の中に『男』と『女』があり、『人間』=『男』なんてことはあり得ない。昔から『家の財布はかーちゃんが握る』社会でしたし(笑) 江戸時代だって離婚は女性側からはできなかったけど、ホントに嫌だったらお寺とかに逃げ込めば護ってもらえた、だとか、戦国時代あたりの外国人の記録なんかにも『女性が旦那おっぽって一人で旅している』と驚きの記述がありますよね? 同性愛だって認められていたわけだし、売春だってそれなりに認められていた…そりゃ、今の『自由』と比べたら昔は大変だったかもしれない。 だけど世界レベルで比較したら『天国』と言っていいほどの『自由度』ではないですか? 村八分はあったかもしれない。 だけど『魔女』だといって火あぶりにされたことはない。頭の中の『思想』や『性癖』でもって処刑されたりしたことはない。
…書いていて、「日本ってホントに自由な国だったんだなぁ」としみじみ思いました。

ちなみにこちらではつい最近まで「女性がひとりで外出する」なんて許されなかった。「外出をご主人が許してくれない」と初めてある老婦人から聞いた時には意味が理解できずにビックリ! さすがに今は少なくなっているでしょうが、若い女性でも「女同士で外出するのを夫が嫌がる」っていう人います。「日本の、昼間のファミレスを見せてあげたい」と思いましたね…。

さて脱線した話を元に戻して…でも自由だから何でもしていい訳ではなくて、それぞれお互いに『相手を察し』『譲り合い』…そうやって社会が動いていた。 一神教社会が『白黒』がはっきりした社会なのに対して、日本はすべてが『グレー』でその濃淡があるだけ。何というか、ぐにゃぐにゃとした、つかみどころのない世界。ある意味どれもが正しいわけなので、『善悪』で判断するというよりは、「あっちは譲るからこっちは譲ってよ」みたいな『妥協の産物』みたいな、「プリンシパルのない」社会なんですね。だから眺めていると、こちらの社会では、物事がピシッと決まるので「スッキリ」しているように見えるのに対して日本では「いまいちスッキリしないなぁ」みたいな…。

「結局同じ事をやっているのだけど、日本式は真綿で首を絞めるよう、西洋式はいきなり首をぶった切るよう」…と私は表現しております。

さて、このような日本社会へ戦後入ってきたのが欧米型民主主義。(←ホントは明治から続いていて、敗戦後の米国占領政策でドーッと…!) しかし日本のような社会で、ある一部の少数派が、在日でもフェミニストでも創価学会でも何でもいいのですが、ある勢力が欧米式の『権利』『正義』を主張し出したら(実際にやっているのですが)それに対抗する『強力な絶対正義(壁)』がないのですから、もう『言ったモン勝ち』『やっちゃたモン勝ち』で連中ばかりがのさばって社会はメチャクチャになってしまいます。普通の日本人はまず『遠慮』しますから。で、実際もうメチャクチャになっている。

身体のそれぞれの細胞が『分をわきまえながら』生きていたところへ『ガン細胞』がどんどん増殖していくようなものです。

私がこちらに来て強烈に感じたのは、「こちらの女性は強くなきゃ生きていけない」ということでした。そして「日本は遅れている」と散々言われていたけど、実際今でもこちらのメディアとか言っていますが(哂)、そんなことはない「日本の女性の方がずっと護られている」ということでした。「女性」というよりは「母性」なのかもしれませんが? 今は日本も自由になって(?厳しくなって?)女性もやれ、自分探しだ、仕事だ、それも生き甲斐のある仕事だ、育児と両立だ、いつまでも女として生きるんだ~っ!…となっておりますが、欲望ばかり煽られて、果たして今の日本の女性は昔より幸福になったのでしょうかね? 

しかし、こういう思想はこちらの土壌から出ているものなので、こちらの人たちにはそんなに違和感がないのでしょうし、日本にいるとき散々『個人主義』が賞賛さえていましたが、田舎に住んでいるせいもあるかもしれませんが、もう離婚どころか法的結婚もしないようなカップルも多いし一見メチャクチャなようで、その中でも意外に家族も団結しているように見えます。問題抱える家族は増加の一途を辿っているようですので、基点をゼロとしているから『意外』によく見えるだけなのかもしれませんが…。 でも、何というのか、それなりに伝統ルールが残っている。というかもともとの伝統ルールの延長上にフェミニズムなどの考え方があるわけで…。

つまりですね。いいたいことは、違う土壌に、他の場所の『思想』を生のまま持ってきてもおかしくなるだけだよ、っていうことです。 遠くから見ていればよく見えるかもしれませんが、土壌が違うのだから、それをそのまま自分の場所に植えても同じようには育ちません。実際、若い子たち眺めていて、日本の方がずっとメチャクチャにされている気がします。タガがないのですから。こっちの子はそれなりに「地に足がついている」感じがする。

このフェミニズムの代わりに、マルクス主義でも男女平等でも科学でも何でも入れることができます。キリスト教の代わりにイスラム教でもいいですね。同じ一神教ですから。ちなみにイスラム教でも同性愛は罪のようですよ。

近代産業技術は西洋が発祥の地で、我が国は明治時代に取り入れました。それはそれで成功したのですが、もし、我が国が江戸時代のあのまま、我が国のやり方で近代化していったらどんな世界になっていただろう?と考えてみることあります。想像もつかないのですが、きっと今とはちょっと違った形になっていたんじゃないかなと思います。日本型近代化。そっちの方が世界は幸せになっていたんじゃないかな?とも。

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同性愛について
日本の同性愛の場合、男の同性愛の方はよく知られていますが、女の同性愛の方はどうだったのか。その辺の所が興味深いと思います。
ひょっとしたら、男子禁制の大奥辺りではあったのではと勝手な推測をしてしまいます。将軍ですら、大奥へお泊りには厳しい規制があって、そうした規制のない衆道へ突き進むと言ったケースがあったのですから、大奥に至っては、独身身分でありながら、よその男とねんごろになったら、江島のように不義密通の扱いを受けるのですから、よその女中相手に戯れるなんて事もあったのではないかと思います。


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DUCE様

なるほど~(好奇の目e-427)


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フェミニズム・・・よく解らない。
こんにちは、まる子さん。
「魔女」と火あぶりに反応してコメント残しました。(ははは!)
西欧が太陽(男性的)で東洋は月(女性的)みたいな感じで
まる子さんの記事を読んでました。
たとえば、
①「所詮、男性と女性が解りあえるはずがない!女性は女性の権利と立場を主張しよう!」という人と、
②「男性でも女性での同じ人間という部分を持っているはず、だから、女性も男性と同じ立場に立てるのだ!」という人がいますよね。
この①と②では考え方がフェミニズムの主張している人たちですよね?
日本は、残念ながら・・・太陽でも月でもなく、その間にある地球といった感じかな。
しかし、太陽でも月でもない地球は、自分が何であることに気が付かないようです。
「権利=義務」の部分の間に、まだ何かあると考えるのが日本人。
(実は、それ以外無いのがフェミニズムなのですが。)
これ、地球的発想=中間=つまり「おかま?(←差別用語の意味でなく)」なのですかね。
(どっちも持ってるから。)
男性だけの世界、女性だけの世界というものの見方をしている日本人は少ないかも知れない。
(子供の世界もあるし・・・)
日本人は、もっと自分の意識を自覚した方がいいですよね。
そして、自分の意識で理解した事は、よく言葉に出してみる事が必要だと思うんです。
現在、フェミズムも1神教も日本にはありますが、
西欧とも東洋とも言いがたい異質なものに映るかもしれません。
日本の近代化を見てみたかった!きっとすばらしかったに違いないと思いますよ!私も!
(マイコメントかなり飛躍しすぎでしたかね?ははは!)


No title
なでしこ☆様

ヲシテ時代の昔も、東西南北は「キ・ツ・ヲ・サ・ネ」で、「東・西・中央・南・北」と、「中央」があったようですよ。 「左大臣」「右大臣」なんてのも「中央」がありますよね。


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