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8月だから…【本紹介】【田母神閣下の講演会】


夕凪の街桜の国夕凪の街桜の国
(2004/10)
こうの 史代

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手塚治虫賞を取った、知る人ぞ知る「広島・原爆」反戦マンガ。 まだの方は是非お読みください。

仏語訳も出ておりまして… Le pays des cerisiers

私は近くの図書館にあったこの本を借りて、仏語訳で読んでいます。 アマゾンにもコメントが3つ入っていて、どれも絶賛しています。その中で、「はだしのゲン」(←これも仏語訳あり)と比較しているのがありまして「わが意を得たり」と思いましたので、ここに紹介させていただきます。「そうそう、私が『はだしのゲン』を読む気にならなかったのはこれだったんだよ!」…って感じ。

『表紙の絵と色に惹かれて手に取ったけど、要約読んで「またヒロシマ? またお涙頂戴モノ?」と思った。最近「はだしのゲン」を読んで、そのあまりのドラマチックなお涙頂戴ぶりが神経に障っていたので。ところがこれは読めば読むほど感動が深まる。単純で繊細なお話。感情の爆発はない。これを読んだ後、人は複雑な感動に襲われる。人間味と希望があふれ出る』

「はだしのゲン」は絵からして受け付けなかったのですが … で、最近その押しつけがましさを感じたところがあって … 広島の平和記念資料館…! あの蝋人形たち! … 「実際」はもっと残酷で、だからこそあんな蝋人形で再現などできるわけもなく、あんなの押付けがましく見せられても、その偽善ぶりに出る涙も引っ込んでしまう…。 外には千羽鶴を捧げる場所があって、それはいいけど、その前で修学旅行生(?)が「世界中の希望のせて~♪」と大合唱している(させられている)のを目にした日には…もう腐臭で窒息しそうでした…。 外国人連れて行ってもみんなゲッソリして出てきますよね。 反論しようものなら袋叩きにされかねない『正論』だから黙るしかない…! 何か、お隣の国では、日本軍の蛮行とか蝋人形が展示されているらしいですが、それに繋がる胡散臭さを感じてしまうのです。



こうの史代女史と言えば外せないのがこちら↓

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)
(2008/01/12)
こうの 史代

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彼女の作品、結構仏語翻訳されているのですが、なぜこの本だけはないのか? ↓このあたりのシーンが受け入れられないのか? と疑ってしまいます。 こういうのこそ翻訳してほしい…!

敗戦を知って、いつも笑って苦労に耐えていた主人公「すず」が唯一爆発します。

『… … 何で? そんなの覚悟のうえじゃないんかね? 最期のひとりまで戦うんじゃなかったんかね? いまここへまだ五人も居るのに! まだ左手も両足も残っているのに!! うちはこんなん納得できん!!!』

『飛び去ってゆく この国から正義が飛び去ってゆく   ……ああ 暴力で従えとったいう事か じゃけえ暴力に屈するいう事かね  それがこの国の正体かね うちも知らんまま死にたかったなあ……』

私としては、やっと初めて当時の『自然な』感情に出会えた気がしました。当時日本人は白人列強の暴挙に心底怒っていたのですよ? 明治からの仕打ちに…! … それで、負けてしまった…!
そりゃ「もう戦争はイヤじゃ」もあるでしょうが、その前に、まず「怒り」でしょう? 敵国に対する怒りでしょ? 普通は…!高村光太郎の詩をご覧あれ。

高村光太郎「一億の号泣」・昭和20年戦闘停止(2/2)





そして、非常に納得できたのが、最近設立された『平和と安全を求める被爆者の会』についてチャンネル桜で紹介されていた西村眞吾先生のお話。

原爆投下直後、海軍軍人が視察に行くと、焼け爛れたみなさんが「兵隊さん、兵隊さん、この敵を討ってください…!」と言って死んでいった…。

普通の人間の感情として、それが『自然』 …やっと、本当の気持ちに少し触れることができた気がしました…歯軋りするほど悔しい…!!!

ということで、紹介。 『平和と安全を求める被爆者の会』




8月6日、田母神閣下の講演会、成功お祈りしています。



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(非公開コメント受付中)

まる子さん、こんばんは!
改めて、こちらで遅い暑中お見舞い申し上げます。

まる子さん!
高村光太郎さんの詩・・・お恥ずかしいですが、
日本人でも意味が難しくて翻訳機が入りそうです。
また、こうの史代さんの漫画も興味深いですね。

そして、ヲシテ文字調べましたよ!
教えていただきありがとうございます!
あ~、ヲシテ文字!なんだか面白そうですね。
焚書図書にもついに手を出してしまいました!

なでしこ☆は、神代の時代の話は大好きなのですが、
日本の近現代史が全然追いついてません。
しかし、民主党政権のお陰で・・・色々勉強させられてます。
なんて時代になったのでしょうか!生まれたときは既にコレだよ。
65年前の終戦の事、今の日本人には、よその国の出来事のようです。
たぶん政治もよその国のようだと思っていると思う。
今回の記事もフランスの教育についての記事もよかったです!
タモガミさん、広島での講演会、大変だったでしょうね!
でも、無事終えたようですね。(ホッ!)
まる子さん、面白い記事をいつも、ありがとうございます!
では、また!


No title
なでしこ☆様

こちらこそ、暑中お見舞い申し上げます。

>あ~、ヲシテ文字!なんだか面白そうですね。
焚書図書にもついに手を出してしまいました!

ヲシテ…私も、何冊目かを読んでいるところです。 「GHQ焚書図書開封」も第4巻、最新刊を読んでいます。 無理やり消されてしまったわが国の歴史を取り戻したい…その一心です。

私、昔、終戦時、皇居前でひれ伏している日本人の写真見て「バカだな」って思っていました。 恥かしいものを見てしまったような感じ…今は、その気持ち、少し分かる気がしています。 高村光太郎、12月8日の詩と一緒に読むと、その悔しさ、怒りが更に理解できると思います。

私たち戦後生まれ世代、って、ホント、マトリックスの世界にいるのですねぇ…あれは実話だったのですね…気づいてしまえば、吐き気を催すような悪夢…菅談話…もう正式に出たのですか??? …でも、これを「当然」と思っているような日本人がほとんどなのが現状なのでしょうね …もう怒りで夜眠れません!





一億の号泣
岩手県の花巻市よりご挨拶を申し上げます。65回目の終戦記念日に鳥谷ケ崎神社でこの詩を拝読しつつ、大戦で命を落とされた方々を偲んで参った者です。何気なく「一億の号泣」を触れているサイトがないものか検索していたところ、こちらにたどり着いた次第です。記事のご掲載、誠にありがとうございました。


No title
ichiro様

ご丁寧なご挨拶ありがとうございます。

私は、軽薄な戦後世代でして、やっと少しづつ「知り」始めたところです。 まだまだ知らないこと、知っていなければいけないのに知らないことはたくさんあると思います。

今は、まだまだ表面だけかもしれません。それでもこの高村光太郎の詩が実感として感じられるようになりました。 … 負けたことが真実悔しいです。


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