真夜中、突然の大音響で目がさめた。家が揺れている。地の底から揺れる地震とは違う揺れ。
大昔、2歳とか3歳とか?自衛隊の戦車パレードを道路沿いで見た記憶がかすかにあるのだが。(夢だったのかもしれない?) とにかくすごい大音響で、その音に恐怖していた思いだけが残っているのだが…そういう音。
調べてみたら、線路の保線作業だったのですね。
列車の走行によるレールの沈降やゆがみの修正をしているのだそうで。
タイタンパーがレールをミリ単位で持ち上げ、
枕木下に隙間を設け、爪のようなツールで砂利を突き固め、
枕木下に砕石を入れることで予定の高さに線路を直していく。
これは、当然だけど、列車が止まっている夜間に行われ、毎晩少しずつ少しずつ行われるそう。
窓からのぞいていましたが、もの凄い大音響の中、機械が通った後、作業員が目でチェックをし、箒で枕木の上の砂利を掃いていく。
こういう地道な作業あって初めて、日本の、奇跡的で驚異的な鉄道網が成り立っているのだな、と改めて感動した次第。
作業員さんありがとう。
この種の目に見えないところでの地道な底支え作業はあちこちにあるわけで、彼らのおかげで日本は動いている。当たり前のようだが、他の国では、列車が定時に来ない、とか、故障による遅れ、とかいろいろあるわけで、つまりはこの当たり前に思えることが全然できていないからの結果なわけだ。
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