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(旧)地球の反対側で愛をつぶやく

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ハリウッド映画

アガサ・クリスティー原作『オリエント急行殺人事件』の映画2017年版を見た。

ハリウッド映画を観る時、『女主人公、黒人、アジア人』を探せ!という癖がついてしまっている。しかし、さすがにこの映画は原作があり、それもひと昔前の有名な作品であるわけで、そう捻り様もないだろうから、安心して頭から消えていた。当時のオリエント急行列車一等車両の豪華なゆったりとした雰囲気をゆっくり眺めていたかった。

しかしやはりこの映画も『それ』から免れることはできなかった。1974年版ではショーン・コネリーの演じたアーバスノット英国軍大佐がこの2017年版では、ドクター・アーバスノットとなり黒人が演じている。この原作が書かれたのは1934年は昭和9年、戦前である。あの時代、黒人の医師がいたのだろうか?もしいたとしてもオリエント急行の一等車両に乗ることが許されたのだろうか?

乗客のひとりが人種差別的な発言をして、それに同じく乗客の女性がやり返す場面がある。「ワインの赤と白は別々に飲んだ方が美味しい。ね?マダム?」という問いに、テーブルに座っている女性は目の前の白ワインを赤ワインで割ってみせて、「ワタクシは、まじりあったロゼが好きよ」と答えるのだ。

何なのだろう。このシーンを見て黒人観客は溜飲を下げるのだろうか?映画一つぼんやりと見ていられない。あらゆるところにトラップは仕掛けられている。NO、たぶん昔からそうであったのだろう。ただ最近それが不自然にあからさまになったので私のようなシロウトでも見えるようになっただけで。それはそれでいいことなのかもしれないが。

ところでアジア人を探したのだが。雪かきをする労働者たちのひとりにいたような気がする。一瞬だったのでよく確認はできなかったが。それにしても豪華な映画に浸ろうとしていたのに、「アジア人を探せ!」とかやっている自分って何なんだろうと思う。

余談ではあるが、前作と比べて俳優陣の格が下がったものよ。前作のローレン・バコールなどと比較する方が酷なのだろうが、今時の俳優に貴族の傲慢な品格など醸し出せるわけもなく、どんなに着飾ってもそこらのねーちゃんにしか見えないところが何とも…。





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2018/03/23 [13:50]

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