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(旧)地球の反対側で愛をつぶやく

国家神道/【追加】あり



明治時代の「国家神道」は何かと批判されています。でも私は、必要だったと思っています。絶対必要で、枝葉はともかく、もしやっていなかったら大変なことになったと。

何故か? 前回、「一神教世界」について書きました。その延長です。すなわち国際社会に躍り出た当時の日本が相手にしなければならなかったのは、敵は、白人列強でした。キリスト一神教国家です。「絶対正義」の国。この「絶対正義」に対抗するにはこちらも「絶対正義」がなくては戦えない。この「国家神道」はヨーロッパ人の助言の下になされたそうですが…。日本にキリスト教の聖書に当たるような文章化された道徳律が存在しないと指摘され、苦悩の挙句、「武士道」を前面に押し出したのは新渡戸稲造…。

「一神教(絶対正義)」VS「多神教(多価値観)」では「多神教」が絶対に負ける。多神教的価値観は「他者」の存在を認めるが、一神教は認めませんから。

多神教が一神教に飲み込まれた好例が、あのローマ帝国です。ローマ帝国は多神教国家で、ユダヤ教もキリスト教も認められていました。どの神様もワン・オブ・ゼムでしたので…。 ユダヤ人(教)は紆余曲折の挙句追放されたのですが、キリスト教は、最初は政治的配慮から認められ、ついには「国教」となります。すると何が起こったか? キリスト教徒はそれ以前のローマ多神教の神々を追放しだしたのです。神々の像を破壊しだした。ローマ多神教は他者(キリスト教)に寛大だったのに、キリスト教はそうではなかった…。当然ですよね。キリスト教の神様はひとりだけなのですから…!

当時のローマ教徒だった貴族知識人の抗議(嘆き)の手紙を読むとその悔し涙が目に見えるようです。…もうその当時には、この貴族のように考えるローマ人は少数派になってしまっていたのですね…。

さて、我が国はGHQによってこの「国家神道」が破壊され、現在は「政教分離」という名のの元に「国家の宗教はない」ということになっています。いわば「中心が空っぽ」状態。欧米は「政教分離」といいながら、ちゃんと「国教=キリスト教」が存在していることはご存知ですよね? 政治に口を出さない、というだけで、国教はちゃんとある。判断の基準軸はちゃんとある。

もし我が国がこのままの状態でいれば将来どうなるか…?

現在までは「御皇室」という漬物の重石的存在がありますので、私たちは自民党が民主党になっても、日本国としては、傍目にも、大した変化が感じられず安定しているように見えます。ですが、もしこの存在がなくなってしまったら…!

GHQがやった日本解体工作には宮家解体もあります。現在御皇室は細い糸上の綱渡り状態。そして戦後教育による国民意識の変化。はっきり言って、「天皇」について、私たちは「国家の象徴」という言葉以外に何か習いましたっけ???

戦前の教育を受けてきた日本人がいたから「昭和」が続き、昭和天皇の延長でもって、無礼ながらはっきり申し上げますが、今上天皇がいらっしゃる。戦前の教育を受けた日本人が多数いた中での美智子様フィーバー。美智子皇后の存在は大きい。積極的に皇室の大切さを知っている日本人はおりますが、しかし、少なくない日本人が、昭和天皇の延長で今上天皇に続いているだけで、積極的に皇室を否定することはなくても、消極的に「何となくあるから…」程度の認識なのではないでしょうか? 現在の東宮が天皇となる次の御世となればそれは更に進むでしょう… もしなくなってしまっても何も感じない…「ああ、そうなの…?」程度の認識…。

万万が一、国家の精神的軸が何もない状態で、その重石が取り払われてしまったら…大統領制でも何でもいいですが…現在ですら既に○○学会公明党というものにメチャクチャにされているのに、例えば××教会××党とか△△教の△△党とかが政党となって出てくれば、どこの政党が与党となるかで、その都度、国が上下左右にグラグラ揺れ動くことになります。それでスパイ防止法も国家反逆罪もないとくれば…想像するだに怖ろしい…!!!!

もう一度言いますが、今は天皇陛下がいらっしゃるから辛うじて安定しているように見えるだけで、…実際、もうグラグラグラグラし出しています。

「国家神道」とは何か? 何もキリスト教会や仏教寺院を破壊せよ、というわけではありません。どの宗教もあって構わない。(それを否定しちゃそれこそ大問題。これは個人の信仰の自由なわけですので)

でも、例えば政治家とか公務員とか、我が国の「公」に奉仕する者は、個人の信仰とは別に、必ず「天皇を敬い」「伊勢神宮や靖国神社に参拝」を義務化し、それができない者は公務員になる資格なし…と。…嫌だったら、自分の好きなことを民間の立場でやっていればいいのですから別に構わないでしょ?

そうであれば○○学会が○○党を作ろうが、まあ、構わないのです。少なくとも国会に席を置いている者だけは、個人の信仰はひとまず横に置いておいて、「国家の宗教=日本人全体としての、「個」を越えた価値観」に従えばいいのですから。


★ ついでに、やたら批判されている戦前の「治安維持法」も、必要だったと思っています。やらなければ国家が転覆していた…。とにかく、GHQは日本を解体しようとしたのですから、GHQが潰したものはことごとく評価し直すべき時期にきているでしょう。


【追加】 中井前国家公安委員長のヤジ発言も大問題ですが、それ以前に、天皇陛下がお出ましになるこの席で、この空席の多さは何でしょう??? ほら、もうこんな感じになってきた…?









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2010/11/29 [20:27]

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