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★生活の延長上に政治がある。在仏★ 

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畏れ慄いて
Stupeur Et Tremblements(畏れ慄いて) by アメリー・ノートン

これは1999年出版され、フランスで50万部売れたという本。日本生まれのベルギー人アメリーさんが日本企業に入り、そこで上司に苛め抜かれて最後はトイレ掃除をやるはめに…という内容。 未だによく売れているらしく、どこの本売り場でも見かけます。

これについて2009年に記事書いています。

これは2003年に映画になっていてヒットしていたようでした。

その映画がYOUTUBEにUPされているのを偶然見つけ、そこに興味深いコメントがあったので、それを要約してみます。 コメント主はアイスランド人のolfursson kyllian氏です。 仏語の分かる方は是非直接お読みください。

【olfursson kyllian】 僕はスミトモ社で彼女と一緒に働いていた日本人を知っている。アメリー・ノートンは指示にも従わない。彼女のおかげで会社は多くの顧客と数万ドルの損失を被った。首にしたかったが、外交的圧力でできなかった。本に書いてある彼女の「同僚」はどんどんひどくなる彼女の嫌がらせに苦言を呈ている。また彼女の日本語は「流暢」からはほど遠く、読み書きもほとんどできない。

自分は日本で約25年生活していた。 日本人から見て、この映画のノートンの態度は絶対受け入れられない。 彼女には日本への尊敬がなく、その上彼女は、医学的意味で「幻想家」だ。

…彼女の生まれその他に関する彼女自身の嘘を指摘(中略)…

彼女はある時は奈良生まれと言い、ある時は神戸と言う。 また彼女の父は、彼女が常々言うような「人間国宝の能楽師の弟子であった」ことは一度もない。

彼女は日本で育ったわけではなく、彼女の祖父母とベルギーにおり、時々父に会いに日本へ行っただけだ。 「一年スミトモ会社で働いた」と言っているが実際は数か月、それも外交的圧力によってである。

彼女は才能ある作家だが、日本人の視点、あるいは医学的視点から見れば「嘘つき」で、本来ならば彼女が日本の会社でとった態度について日本に謝る本を書くべきだった。

僕はアイスランド人で仏語のスペルミスとかはご容赦のほどを。

【freddy sauvage 】 オララ、すごい批判だな! これが本当なら彼女は卑劣だな。

【Sphinx al 】 ムッシュー。 作家としてのアメリー・ノートンと彼女自身の性格は区別して考えるべき。本はフィクションだけど自伝のように紹介されている。彼女自身の物語で、彼女は詳細を足したり消したりして自分の物語をつくる権利がある。作家は66年ブリュッセル生まれだが、映画の彼女は67年神戸生まれ。

【olfursson kyllian】 違う違う。あちこちのインタビューで日本生まれと言ってる。

【Sphinx al 】 ひとつ見せてよ。

【olfursson kyllian】 何をひとつ?

【Sphinx al 】 インタビュー!

…(略)…

【sandra 】 何にせよ、文化の違いを述べている。あなたは反対するけど、私はここに深い真実があると思う。 アジア人と働いたことあるけど、彼らは親友の顔して私たちを裏切るからね。 仕事の能力などに関する優越感。

【olfursson kyllian】 君は、あるアジア人と働いたからと言ってすべてのアジア人を同じバックに入れるのかい? それで日本についてのフィルムを判断する。 君は、たぶん、中国人かタイ人かベトナム人かカンボジア人、フィリピン人ラオス人マレーシア人ジャマイカ人インドネシア人などなどなどなどと働いたんだろ? 君の論理で行くと、つまり僕は、アメリカ人かスウェーデン人と働いたからフランス人をジャッジできるわけだ。みんな同じ西洋人だから他の西洋人と働きながらフランス人を評価できるわけだ。 僕はフランス人と仕事した。仕事の質やプロ意識に関して、僕がフランス人をどう評価しているか知りたい?

【Nell】 途中で悪いけど。この映画はある社会的側面を見せるためだけのものじゃないだろ? 異文化間の摩擦、仕事内の摩擦そういうのを僕は見たけど、それぞれがアメリー・ノートンをどう見ようと勝手じゃないかな?

【olfursson kyllian】 (Nellに)同意する。 だけど問題はアメリー・ノートンが日本に対する間違ったイメージを与えているということだ。(25年住んで8年働いた)日本での仕事で、彼女が記したことなど見たことがない。もちろんこのフィルムはアメリー自身の個人的な体験であったと思うが、もし彼女がある国に極端に間違ったイメージを与えてしまうならば、それを避けるために、彼女は「フィクション」というカテゴリーで、フィクションの国を選ぶこともできたはずだ。 彼女は日本を侮辱し、日本人はそれを許せない。

…(略)…

【olfursson kyllian】 (Nellに) 誇張された事実がどうして本質をはっきり分かりやすくできるんだ? 誇張は見る者の考えを歪めるだけだ。僕は、君の「各々がそれぞれの見方をすればいい」に同意したいけど、「自伝」という本をベースに作られた映画の場合、作者の義務は信ぴょう性であって、事実の誇張、デフォルメではない。僕が前に言ったように、この本と映画が「自伝」でなく「フィクション」だったら問題ない。

人は考えたいように考えるけど、国やその国の文化を中傷するのとは別なことだ。もし日本人が、フランス人はだらしなくてレイシストだという本を面白おかしく書いたら、フランス人が面白く思うとは思えないけど? (略)

アメリーは好きなように書く権利がある。ディレクターはその本を採用して映画をつくる権利がある。だけど、日本人がそれを侮辱屈辱と感じる権利もある。屈辱は日本では簡単には払しょくできない。

アメリーが東京へ行った時、あるホールでこの本に関して謝った時(僕はそこにいた)、何人かの日本人は「立ってないで土下座して謝れ」と言っていた。「切腹しろ」とも「日本から出て国へ帰れ」とも。

彼女のこの本の一番大きな過ちはタイトルだ。Stupeur et Trembrement はダイレクトに天皇につながる。日本では、絶対に、天皇をバカにしたりしない。本当に、絶対に。軽い皮肉でも知的でも何でもからかったり絶対にしない。 このタイトルだけで彼女は、本人は好きだと言っているこの国の信頼を失った。彼女は理解できないだろうが。

【sandra 】 誰だって自分をバカにすることはできるでしょ?

【olfursson kyllian】 もし彼女が日本人だったら、OUI。問題はこの本でバカにしているのは彼女自身ではなくて日本人だということ。

【Nell】 聞いてくれ。 ここで僕が何を言っても君の彼女に対する意見は変わらないだろうけど、一言。 彼女には彼女のやり方でジャッジする権利がある。彼女は書き手で、彼女が書いてることは、他の誰のでもなく、彼女自身の過去だ。だから観客のために細部を変える権利もある。 「カテゴリー」について君が言っている部分は正しいと思う。でも「フィクション」とも言えない。「自伝的フィクション」とでも言えるかな?

【olfursson kyllian】 (Nellへ) まったく同意。

【sandra 】 (olfursson kyllianへ) それはあなたの見方でしょ? 私には別にバカにしているとは見えなかったわよ。
       (Nellへ) 99%自伝ってことで。

【olfursson kyllian】 (Sandraへ) 彼女は同僚のフブキを悪質ないじめをしていると描いている。 で君はそれが本当だと思っている。 これはフブキに対する中傷だとは見えない? 現実には彼女こそアメリーの被害者だろ?

【sandra 】 あなたは証明できないことを推測で言っている。 あなたの言葉だってアメリーを中傷していることになるでしょ?

【olfursson kyllian】 本物のフブキはアメリーの嫌がらせを訴えたが、ベルギー大使の圧力がかかった。僕はアメリーと仕事した3人の日本人を知っている。25年住んでた東京で。 彼ら曰く「彼女はひどかった」 常に遅刻し、仕事も満足にできない。しかし外交的圧力で首にできなかった。 …(略)…

だいたい彼女はどうやってこの職に就いたのか一度も説明していない。 それは一度の面接もなく、大使の電話一本で決まったんだ。 彼女は日本語を流暢に話すふりをしているが、実際は全然まともに話せず、小さな子供が2週間で覚えるひらがなの読み書きもまともにできない。彼女のレベルは、特にスミトモのような大企業で働けるレベルではない。

…(以下略)…

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このアイスランド人のolfursson kyllian氏は、日本人側とアメリー・ノートン自身もご存じな方のようですね。 こういう方がいるのは嬉しいですし、非常に冷静なやりとりでとても勉強になりました。 こんな調子で外国語で淡々と議論できる日本人がどんどん出てきてほしいですね。とにかく日本人は「泣き寝入り」が多いですから。

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嬉しいニュース


某日本ガイドブック。そこに書かれていた「歴史」の中の記述。


Le Japon à l'heure de la guerre extérieure(1894-1945)

L'histoire contemporaine, de Meiji jusau'à la fin de la Seconde Guerre mondiale, décrit le japon comme un pays agresseur et colonisateur.

Certains historiens et écrivains japonais et étrangers voient les choses d'un autre
oeil.

La guerre sino-japonaise écrate en 1894, se soldant par une défaite pour les Chinois.
Très peu de temps aprés, en 1904, le Japon qffronte la Russie. Vues de côté japonais, ces conflits sont deux guerres d'autodéfense contre la pression d'une Chine dominée par une administration corrompue et manoeuvrée par les intérêts colonisateurs britanniques et allemands d'une part, et contre à le retaudataire tsariste qui cherche à s'approprier l'Asie d'autre part.

Sur les territoires alors conquis, que ce soit pour la Corée, Taiwqn ou Mandchourie, le
Japon ne met pas ces pays dans un collimateur de prédation, contrairement au colonialisme classique. Il y développe des infrastructures, construit des routes, des chemins de
fer et des adductions d'eau. Ces zones sont traitées avec les mêmes égards que le
territoire japonaise lui-même. Elles font partie intégrante du pays.

(意訳) 対外戦争時の日本(1894-1945)

明治から第2次世界大戦までの日本現代史は「侵略者」「植民地主義者」と言われている。が、一部の日本人、そして外国人歴史家は別の見方をしている。

1894年日清戦争は清の敗北で終わり、そのすぐ後、1904年、日本はロシアと対峙することとなる。日本側の見方をすれば、この2つの戦争は、前者は既に英米独に侵略された清国の圧力に対する、そして後者は南下するロシアの圧力に対する自衛戦争であった。

朝鮮、台湾、満州の占領した土地で、日本はいわゆる「植民地支配」を行ってはいない。インフラを整え、道路や鉄道を作り、上水道を整備した。この地域の人々は日本本土の日本人と同等に扱われた。彼らは日本人に同化した。 この3国は、(日本本土と同等にインフラ整備等がされ)、日本国そのものと一体化していたのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その後の現代史を更に細分化した「昭和」では、
「20世紀初頭のアジア地図を見れば一目瞭然。日本とタイ以外に独立国は存在していない」「マッカーサーは米国上院で「日本の戦争は自衛のための戦争だった」と証言している」…などなど嬉しくなることが書かれています。

「昭和」の中には、「米国占領期」まで別枠で書かれています。「ウォーギルトインフォメーションプログラム」まで書かれている。この「WGIP」は、軍国主義国家日本は戦争中残虐なことをし有罪である。故に叩き潰さなければならない。と日本国民を教育することを目的とする、と。

ガイドブック



… これ、書いたの、誰だ? 嬉しいですよ、ホント。日本旅行しよう、とか、ちょっと日本に関心あり、という人、多分若者が多いと思うけど、そういうフランス人が手にするお手軽本にこういうことがサラりと書かれているなんて … ちなみに、本格的な歴史の雑誌などは、「日本の侵略は満州事変から」とか「日本の残虐性」とかそういうのいっぱい書かれていますから。微力ながらも戦い続けている甲斐があるってもんです。

日本の安倍政権増税決定とか気がめいることばかりだけど、がんばるぞーっ!






 
日本を好きな人たち その2



Stupeur Et TremblementsStupeur Et Tremblements
(2001/06)
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畏れ慄いて畏れ慄いて
(2000/12)
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これはフランスで50万部売れたという本。下はその日本語訳。 日本生まれのベルギー人アメリーさんが日本企業に入り、そこで上司に苛め抜かれて最後はトイレ掃除をやるはめに…という内容。 今から10年前のものですが、未だによく売れているらしく、どこの本売り場でもよく見かけます。


先日のお食事会でその話題になって、私が「読んだよ」と言いました。 そしたら皆がガバッと私におおいかぶさるように「どう思った?」と …皆、本物の(笑)日本人に聞いてみたかったんでしょうね。

フランスアマゾンでは77件もコメントがついている。 読んでみると結構マトモなこと書いてあって、ちょっと「ホ~

で、私は、「これはアメリーさん側から見たお話でしょう? 私としては、この女上司の側から見た話を知りたいなぁ。 それでどうしてもこの上司に問題あり、となったら、それは日本人自体の問題ではなくその個人の問題なのでは? フランスにも嫌なパトロン少なくないし…」

それから「社会」の話になって、日本人社会には日本人には当然の目に見えないルールがあるけど、それは何処の社会も同じで、フランス社会にもフランス人には当たり前の目に見えないルールがある。 こちらで働く日本人も苦労しているよ。 …と言ったら「う~ん」と深く納得しているようでした。

これはまったく別の機会に、これまた日本大好きな青年に言われたのですが。 この本の話題から始まって、彼の空手道場の話に。 日本人の先生について空手を始めたそうです。 私は空手のこと知らないのでよく分かりませんが、まあ、手の組み型だとかそういうのを教わるのに、先生が言葉で説明してくれなかったそうです。 何回聞いても「見て真似るように」と。 それで相当苦労して、それを横で見ていた別の日本人が口で説明してくれたそうです。 何故そういう持ち方をしなければいけないのか。 説明されればよく分かり「その通りだ」になったらしいですが、結局肌に合わず1年でやめてしまったそうです。 …でその話を聞くと…分かるんだナァ、両方の気持ちが。 

言葉などでは説明できない、という日本式。 日本人だったら四の五の質問しないでしょう? 黙って見てひたすら師の真似をする。 その先生も言葉などでは説明できないんだと思います。 筋肉の動きひとつひとつ説明しなきゃ全体なんて説明できないし…。

ところがフランス人は、理屈なのですね。 ここをこうやると筋肉がこうなって、そうするとこうだからウンタラカンタラ …まず頭で理解する。 日本人だけを相手にしてきた日本人には、その違いそのものが想像もできない。 だから、ここで日本人は一言言葉を添えなければいけないと思うのですよ。 余計な誤解を招かないために。

「筋肉の動きなど口で説明しきれるのもではないから、ただ黙ってよく見て、真似をするように」という説明を。

彼は囲碁もやっています。 最近「囲碁を子供に分かり易く教えるメソッド」を考え出した韓国人と知り合いになったのでそのメソッドを勉強して広めていきたい、のだとか。 まあ、いいですけど…何か引っかかる私…。 

黙って通じるのは日本人同士だけなのです。 外国人に対しては、同じように黙っているのではなくて、「これこれこういうわけで黙っているのだ」という「型?」を説明してあげなければいけないのだと思います。




 
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